SPECIAL INTERVIEW vol.70
TMES株式会社様|オフィスデザイン・レイアウト事例
社員の意識と文化を変えた「普通じゃないオフィス」づくり
担当営業:S. Toeda / 担当設計・デザイン:S. Koyama

事業内容と、日々の業務体制について教えてください
弊社は1966年の創業以来、建物設備の総合メンテナンスに特化してきた設備管理会社です。オフィスビル・工場・研究所などの空調・電気・衛生設備に関する運転管理、点検、保守、工事対応を主軸に、人と地球に誠実に向き合う「環境ソリューションパートナー」として事業を展開しています。業務は内勤と外勤に分かれ、比率はおよそ1:3。外勤スタッフは現場作業だけでなく、見積書や報告書の作成、中長期保全計画の策定といったデスクワークも担うため、「現場対応 × 事務作業」の両立が求められます。一方、内勤スタッフは請求業務やマネジメントを担当し、全体最適を見据えた業務運営を支えています。双方の連携があるからこそ、安定した品質のサービスを継続できていると感じています。また、近年は、IoTやクラウド技術などを活用し、予防保全と業務効率化の両立を図りながら保全業務の高度化・スマート化を推進しています。私たちは、設備の安全と快適性を守ることを通じて、豊かで安心できる未来の実現に貢献していきたいと考えています。

なぜ移転が必要だと感じたのか、当時の状況を教えてください

旧オフィスは事業拡大とともに社員が増え、気づけば常に席が埋まっている状態が続いていました。当初5名でスタートした拠点も、8名体制になった頃には執務席が慢性的に不足。サテライト席を1~2席確保してもすぐに限界がきてしまう状況でした。また、旧オフィスには休憩室やカフェスペースが一切なく、昼食も休憩も基本的には自席。常に“仕事モードが続く環境”で、オンとオフの切り替えが難しい状況が習慣化していました。私は、昼休みにジョギングをすることがありますが、他の人は自席で昼寝をしたり、それぞれがリフレッシュできるように工夫をしていました。社内に心身のスイッチを切り替えられる場所がないことは、長年の課題として誰もが感じていました。
さらに、旧オフィスの面積自体が現在の約1/3と非常に限られていたため、動線面のストレスも顕著でした。複合機へ向かうだけでも「すみません、通ります」と頻繁に声を掛けながら身体をすり抜けるように移動しなければならず、日常の業務動作そのものが小さなストレス要因に。会議室も1室しかなかったため、Web会議・来客対応・更衣室・打ち合わせなどあらゆる用途が重なり、予約が取れないと業務効率にも影響が出ていました。こうした「物理的な狭さ」「休息の取りにくさ」「動線の不便さ」が日々少しずつ積み重なり、社員の働きやすさやメンタル面にも少なからず負荷を与えていたと感じています。だからこそ、“ただ広いだけのオフィス”ではなく、社員が自然に気持ちを切り替えながら、より快適に働ける環境を整える必要がありました。
移転を決断した背景と、依頼先選定の理由を教えてください
移転を本格的に検討し始めた最大の理由は、「このままでは働く環境として限界がくる」という危機感でした。人数増加への対応、動線の改善、休憩スペースの確保、働き方の多様化これらすべてを同時に解決するには、オフィス全体を見直す必要がありました。当初は「できるだけコストを抑えて」という方針でしたが、社長の一言で方向性が一変しました。
「社員が楽しみながら働ける環境を作ろう」
この言葉に背中を押され、私たちは働きやすさに真正面から向き合う決断をしました。オフィスコムさんを選んだきっかけは、ホームページに掲載されていた施工事例でした。他社の事例と比較した際、写真から伝わる“空間作りの丁寧さ”に惹かれ、「ここなら理想を形にできるのではないか」と感じたのが第一印象です。打ち合わせを重ねる中で「抽象的なイメージを言語化し、具体的な提案に落とし込む」力が非常に高く、複数社を比較しても、その対応力と柔軟性が群を抜いていました。

理想のオフィス像を、どのように形にしていきましたか?
今回のオフィス作りは、私たちが抱えていた「明るく開放的な職場にしたい」という漠然とした願いから始まりました。当初は「できるだけコストを抑えたい」という方針でしたが、社長からの“働く人が楽しめる空間を作ろう” という後押しを受け、私たち自身も「社員の働きやすさを最優先にしよう」という方向へ舵を切ることにしました。そのタイミングで目に留まったのが、オフィスコムさんのホームページに掲載されていた施工事例でした。写真の雰囲気や細部のデザインから、私たちが思い描くイメージと相性が良いと感じ、まずは相談してみることに。複数社を比較しながら打ち合わせを進める中で、オフィスコムさんは抽象的な要望からでも的確に意図を汲み取り、複数のレイアウト案や素材・家具の提案を提示してくれました。特に印象的だったのは、ヒアリングを重ねるごとに、私たちの「こうなったらいいな」を言語化し、
- 集中して仕事ができるゾーン
- 気軽に気分を切り替えられるリフレッシュスペース
- 自然と会話が生まれるコミュニケーションエリア
という明確なコンセプトまで落とし込んでくれたことです。その後の打ち合わせでも、レイアウトの微修正や家具の入れ替え、予算との調整など、細かな変更点にもスピーディーに対応していただきました。工事が始まってからも、現場でのイレギュラーが生じれば豊富な経験と商品知識を活かし、最適な解決策を素早く提示してくださるなど、終始安心して任せられる姿勢が印象的でした。

新オフィスでこだわったポイントと、社員の反応はいかがですか?

新オフィスは「広さ」と「視界の抜け」を意識し、心の余裕が自然に生まれるような設計にこだわりました。さらに、社員の多様な働き方に合わせて空間を細かく分割。
- ファミレス席で集中して資料作成やミニミーティング
- 焚き火エリアで軽い雑談やリフレッシュ
- 広々とした通路でストレスなく移動
“普通じゃないオフィス”をあえて作ることで、社内のコミュニケーションにも明るい変化が生まれました。社員からは「集中しやすくなった」「適度に気分転換できるので午後も生産性が落ちない」といった声が多く、オフィスにいる時間の満足度が大幅に向上しています。
オフィスを刷新して、どんな変化を感じていますか?
最も大きな変化は、心の余裕が生まれたことです。広い空間とスムーズな動線は、“見えないストレス”を大幅に軽減しました。また、リフレッシュエリアの充実により、社員が自然と気分転換を行えるようになったことで、集中力の回復やコミュニケーションの活性化にもつながっています。オフィスコムさんの提案力と対応力、柔軟性には非常に満足しており、最終的には 「予算内で理想のオフィスが完成した」という達成感があります。何より、オフィスをデザインする過程で“働き方をどうしたいか”を社員全員で考える機会になったことが、大きな収穫でした。

振り返ってみて、苦労した点や反省点はありましたか?
社内の稟議スケジュールに合わせて、短期間でプランや見積もりをお願いすることも多く、オフィスコムさんには無理をお願いしてしまいました。それでも、要望通りのスケジュールで柔軟に対応してくださり、非常に助かりました。今振り返ると、もっと余裕をもって進められればより理想的だったと感じます。

予算内でのオフィスづくりは、満足のいくものでしたか?

初期段階から細かい仕様やコスト面について丁寧に打ち合わせを行い、方針転換にも柔軟に対応していただきました。抽象的な要望からも的確な提案をしてもらい、最終的に「予算内で理想のオフィスを実現」できたことに大きな満足感を得ています。
今回の移転を振り返って、どのように感じていますか?
今回の改修により、社員が快適に働ける環境が整い、業務効率と満足度の双方を向上させることができました。開放的で多様な過ごし方ができる空間は、仕事に余裕と創造性をもたらしています。また、オフィスのデザインを通して“チャレンジする文化”が社内に広がり、社員の意識にも変化が見られます。人材不足が叫ばれる今、「この会社で働いてみたい」と思ってもらえるような魅力ある職場作りは、企業成長に欠かせない要素だと改めて実感しています。

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