SPECIAL INTERVIEW vol.67
COLOR PLUS 京都店(株式会社マスターピース) オーナー蔵本様|オフィスデザイン・レイアウト事例
“清潔感”と“動線”が決め手――お客様もスタッフも心地よい店舗設計
担当営業:T. Hinomoto / 担当設計・デザイン:K. Li

オーナーご自身のご経歴やこれまでの美容室経営について教えていただけますか?
私は大阪の大手サロンで13年間勤務した後に独立し、京都市内で美容室「ブーケ」を開業しました。元々多店舗経営を志していたこともあり、3年前にヘアカラー専門の美容室「カラープラス丹波橋店」を、今年7月には3店舗目となる「カラープラス千本三条店」をフランチャイズでオープンしました。

フランチャイズに「カラープラス」を選ばれた大きな理由は何でしょうか?

一番大きな理由は、カラープラスが掲げる「子育てしながら働ける・プライベートと両立できる美容室」というコンセプトに強く共感したからです。美容業界は長時間労働や休みの取りづらさといった課題がありますが、同ブランドは働く美容師のライフスタイルを尊重する運営方針を明確に打ち出しています。その点が、求人が難しいこの業界において非常に魅力的なビジネスモデルだと感じました。さらに、出店にあたってはカラープラス本部(以下、本部)からの経営サポートがとても手厚い点も大きな安心材料でした。私は採用や教育といった人事面に集中でき、店舗運営の負担を分散できています。そのおかげで、スタッフとのコミュニケーションや育成にもしっかり時間を割けることが、とてもありがたいですね。
出店準備から施工完了まで、どのような流れやステップで進められたか教えてください。
新規店舗出店に向けて最も時間をかけたのが、物件選びでした。京都や大阪を中心に、約10ヶ月かけて35件もの物件を実際に見て回ったんです。本部とも相談を重ね、最終的に選んだのは京都の商店街にある築浅の物件。立地や建物の状態、商圏としてのポテンシャルなど、さまざまな要素を検討したうえでの決定でした。その新規店舗の施工を担当いただいたのが、本部から紹介されたオフィスコムさんです。すでにオフィスコムさんはカラープラス他店舗の施工実績があり、信頼できるパートナーとして本部が高く評価をしていたことが、依頼の決め手になりました。「本部の紹介なら間違いないだろう」という安心感があり、迷いはありませんでした。


オフィスコムとのやり取りは、どのタイミングから始まったのでしょうか?
美容室を開業するには、店舗の排水構造や店内の明るさ、作業動線など保健所が定める細かな基準を満たす必要があります。オフィスコムさんには物件契約前の段階から相談し、基準をクリアできるかどうかを一緒に確認していただきました。専門的な視点で丁寧に対応いただき、とても心強かったです。出店場所の決定から施工完了までは約2ヶ月で、そのうち施工は2週間ほど。限られた期間でスムーズにオープンできたのは、オフィスコムさんの確かな対応力と豊富な知見のおかげだと感じています。

提案や対応の中で「依頼してよかった」と思えた点があれば教えてください。

私自身、これまでに2店舗の出店経験があるため、オフィスコムさんにはかなり細かい要望も出したと思うのですが、担当の山本さんは常に真摯な姿勢できめ細やかに対応してくださいました。打合せはZoomやChatworkで行うことが多かったですが、レスポンスの速さやご提案内容から誠実さが伝わってきました。実は、完成後に「やっぱりここにパーテーションを追加したい」となったのですが、担当の山本さんがすぐに複数の候補を出してくださり、スムーズに追加設置することができました。その対応の早さとご提案の的確さもさすがでしたね。柔軟なご提案やご対応をしていただいたおかげで、すべてに満足いく仕上がりになっています。
デザイン全体を考える際に意識した雰囲気や工夫について教えてください。
カラープラスには店舗作りのための施工マニュアルが用意されており、基本方針は「ローコストでの店舗運営」と「清潔感のある空間作り」です。しかし、デザインに関しての自由度は高く、オーナーの工夫を取り入れた店舗作りができます。私は、ターゲットである40~60代の女性が心地良く過ごしていただける空間を目指しました。白を基調にすっきりとした雰囲気を意識しながら、オフィスコムさんと一緒にイメージを具体化していきました。普段からリサーチして、「素敵だな」と感じたインテリアや照明の要素も随所に取り入れています。


エントランス設計で特に重視されたこだわりや工夫のポイントを教えてください。
デザインと設計で特にこだわったのはエントランス付近です。当店は人通りの多い商店街に面しているため、エントランスは「外から店内の人の流れは感じられるけれど、施術風景は見えすぎない」設計を希望しました。宣伝効果とお客様のプライバシー保護、その両方を両立させるためです。そこで、エントランスと施術空間をゆるやかに仕切る間仕切りを設置。天井との間に隙間を作ることで圧迫感をなくし、さらにおしゃれな壁紙を採用してデザイン性も高めてもらいました。結果として、「見せたい部分は見せ、隠したい部分は隠す」バランスの取れた空間に仕上がったと感じています。

特徴的な間取りだと思うのですが、特に工夫された点を教えてください。
今回の物件は、京都ならではの「奥行きのある間取り」でした。そのため、来店されたお客様の動線設計には特にこだわっています。まずは、受付から施術、そしてお帰りになるまでの流れをスムーズにご案内できるように配慮。そのうえでスタッフにとっても動きやすく、業務効率の良い動線となるよう、オフィスコムさんと何度もイメージを重ねながらレイアウトを丁寧に検討しました。具体的な工夫のひとつは、カウンセリングスペースとカラー剤の調合スペースを隣接させたことです。これによりスタッフの移動距離を最短にしつつ、お客様とのコミュニケーションも取りやすくしています。また、シャンプー中でも来店に気づけるよう、間仕切りには丸窓を設けて視界を確保しました。さらに、収納スペースの設計にも工夫を加えています。柱と柱の間にガラス棚やロッカーを組み込むことで、限られたスペースを有効に活用。無駄のない、機能的な空間づくりを実現しています。

実際にオープンしてからのお客様やスタッフの反応はいかがですか?

お客様からは「きれいなお店ですね」「落ち着く空間ですね」といった声をよくいただきます。スタッフからも、「動線が良いから働きやすい」「スタッフルームが快適」といった感想があり、日々気持ちよく働いてもらっていると感じています。今回の店舗は、ただ機能的なだけでなくお客様やスタッフにとって心地良い場所を作り上げることを意識していましたから、とてもうれしい反応です。オフィスコムさんと一緒だったからこそ、細部まで丁寧に作り上げることができた店舗だと思っています。
出店準備や店舗づくりを振り返って、特に意識すべきと感じられた点は何でしょうか?
大前提として大切なのは、「どんな方に来ていただきたいか」を明確にすることです。自分の好みを押し付けるのではなく、具体的にペルソナを描き、その方にとって心地良い空間や通いやすい立地を考えることが、成功への近道になると思います。店舗デザインに関しては、日頃からのリサーチが欠かせません。気になるお店に実際に足を運んで観察したり、写真を撮っておいたりすることで、理想のイメージを施工のプロと共有しやすくなります。そうした積み重ねが、自分の思い描いた空間をより確実にカタチにしていくことにつながるはずです。


店舗の開業に際して、施工パートナーとしてオフィスコムをどう評価されていますか?
私は、施工パートナー選びは美容室選びに似ていると思います。「この人と一緒に作っていきたい」「安心してお任せしたい」と思える担当者に出会えるかどうかで、仕上がりの満足度も、その後またお願いしたいと思えるかどうかも変わってきますよね。オフィスコムの担当者である山本さんとは、まさにそんな出会いでした。こちらの思いや希望をしっかり受け止めてくださり、遠慮せずに要望を伝えられる関係を築けたのがありがたかったです。「山本さんと一緒にお店を作りたい」と素直に思えて、実際にとてもやりやすかったです。今後また新たな出店の機会があれば、ぜひお願いしたいと思っています。

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