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オフィス対談企画INTERVIEW

オフィスコム対談企画 Vol.9 株式会社アットチュード様

オフィスコム対談企画 Vol.9 株式会社アットチュード様オフィスコム対談企画 Vol.9 株式会社アットチュード様

株式会社アットチュード様 インタビュー

素材と細部のディテールにこだわった、
黒を基調とした重厚感のあるオフィスに。

TODAY's MEMBER

  • オフィスコム対談企画 Vol.9 株式会社アットチュード様

    株式会社アットチュード 代表取締役

    藤原 章人 様AKIHITO FUJIWARA

    代表取締役。BGM、効果音、音声組み込み、音声ROM管理、ミキシング、音声ディレクション担当。パナソニックシステムソリューションズ社のゲームコンテンツのBGM、SE、サウンドプログラム制作を行いながら、 関西の複数のメーカーのコンシューマーゲーム、遊技機のサウンド制作に携わる。関東に拠点を移してからはロックバンドのメンバーとしてマニピュレーターを担当し、多くの大規模会場にて公演を行いつつ、 クリエイターとして複数の会社と数多くのアミューズメントやゲームサウンド制作、コナミ人材養成所での非常勤講師などを行う。一般社団法人 日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ正会員。

  • オフィスコム対談企画 Vol.9 株式会社アットチュード様

    FC事業部 東京本社 営業担当

    安田 剛章TAKENORI YASUDA

    埼玉生まれ。テニスコーチを経てオフィスコムに営業職として入社。前職で培った行動力と広い視野を持って、お客様の課題解決に向け日々奔走中。

  • オフィスコム対談企画 Vol.9 株式会社アットチュード様

    FC事業部 デザイン設計課 設計担当

    R・U

    ディスプレイデザイン会社を経てオフィスコムに入社。オフィスコムに入社後、一級建築士とインテリアプランナーの資格を取得。お客様の想いに寄り添い、期待以上の提案をすることを常に考えて、日々研鑽を重ねています!

「音」に関わる全ての業務を一括してご依頼いただける事務所として活動しております。

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-事業内容をお聞かせください

アットチュード 藤原様:コワーキングスペース・アニメ、ゲーム、アミューズメントなど様々なエンターテイメントの分野で使われる音楽、効果音などを制作しているほか、機械装置の実機調整やサウンドプログラミング、声優様のご手配など、「音」に関わる全ての業務を一括してご依頼いただける事務所として活動しております。

-今回オフィスコムに依頼した経緯を教えてください

アットチュード 藤原様:今回のレイアウト作成にあたっては防音設備の設置を希望していて、その関係もあり消防法を考慮した設計が必要でした。また弊社はこれまで現在のオフィスのような、内装が必要なほど大きな場所に事務所を構えた経験がなく、オフィスレイアウトに関する基本的なノウハウがなかったんです。そこでオフィスの内装に詳しい会社で、かつ口コミが良い信頼感のある会社に絞って探していたのですが、そうして絞った会社様の中で、オフィスコムさんの事例集のデザインが一番好みだったことがきっかけでした。

一目デザインを見たら即決で

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-ご連絡された際にどんな要望を出されたのですか?

アットチュード 藤原様:今までは社員数に対してはこぢんまりとしたオフィスで、武骨な職人集団といったような感じで制作に専念していたのですが、将来的な事業の発展を見据えたときに、会社の顔としてきちんとした内装で十分な執務空間があるオフィスに変えていこうという考えがありました。

実際に音楽関係の会社というだけで異業種の会社様には初見にて警戒されることもあり、イメージの付きにくい業種に対するネガティブなものもヒシヒシと感じていたので、そういった誤解を払拭できるよう今回のオフィスの改修工事には力が入りました。
エントランス、会議室も会社らしくきれいにして、お客様がオフィスの写真を見たときに「この会社だったら安心できる」。そんな印象を抱いてもらえるように、今回はお金をかけてオフィスづくりをしていこうと。

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-ご要望に対してどのような提案を行ったのでしょうか?

営業担当 安田:お問い合わせいただいたときにお客様から予算を伺ってまして、その予算内で収まるようにということで、デザインイメージをもとに、設計にバトンタッチする形で進めました。

設計担当 R・U:まずはお客様のホームページを隅から隅まで確認し、音の制作にあたって「ストイック」な印象を持ちましたので、そこをひとつの手掛かりとしつつ、藤原様の好むデザインを元に、どういったものが企業イメージに合っているかを考えて、今回のデザインを提案しました。

アットチュード 藤原様:実際に安田さんが「これ、お世辞で言っているわけでなく近年稀にみるデザインが上がってきましたよ」と電話してきたんですが、ほんとに?そんなにハードル上げていいの?って正直思いました。ハードルも金額も上がってますけどー!って。でも、一目デザインを見たら即決で決めました(笑)。

-絶賛ですね。

設計担当 R・U:いや、嬉しいです。

営業担当 安田:僕も一目見てかっこいいと思ったので、素直に電話で言えました。

一生このデザインが引っかかるだろうなと思ったので

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-ご予算の兼ね合いもある中で、金銭面はいかがでしたか?

アットチュード 藤原様:金銭面にはそれなりに齟齬がありましたけど、良いものが高いのは当たり前ですから。僕も良い音を作った時にはそれなりにお金をもらうので(笑)。

営業担当 安田:内装費と電気工事費のところで別々に費用を出してしまっていたので、お客様は全て込みの費用として認識していたところにすれ違いが発生したかもしれません。

アットチュード 藤原様:移転手続きもありバタバタしていたので、恐らく自分の勘違いがあったと思います。ありのままを話しますと、上がってきた見積りをみて、いやいやいや、ちょっとこれは…大変だなと思って(笑)ただ、デザインを見たときにあまりに良すぎて、これはもう腹をくくるしかないなと。他のデザインを貰っても、一生このデザインが引っかかるだろうなと思ったので。

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-デザインで一番こだわったところはどこでしょうか?

設計担当 R・U:信頼感が伝わるエントランスにしたいと考え、重厚感のある素材を多く使っています。壁の黒に関してもただの黒ではなく、珪藻土を含んだざらざらした質感のクロスを使うなど、細かい部分の素材感にもこだわりがあります。壁はざらざら、カウンターは大理石調のつるつるの黒を使って、高級感と重厚感が両方出るようにデザインしました。

-デザインする際にひとつひとつの素材にこだわるんですね

設計担当 R・U:そうですね。使う方が触ったときの感じを重視して作っています。

- エレベーターを下りて正面のエントランスを見た時に、お客様に与える印象などにもこだわったり?

設計担当 R・U:そうですね。音楽を制作されている会社ということで、ドラマチックな演出がしたいなと思っていて、黒の中にもいろいろなところに照明を当て込むことで、そうした演出ができるような空間づくりを意識しました。

営業担当 安田:特注のカウンターを作るのに現場を2週間止め、カウンターの制作のみに専念した事もありました。なかなか難易度の高い設計でしたが、時間を費やした分、良いモノに仕上がったかと思います。

信頼感が伝わるエントランス

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設計担当 R・U:カウンターの形も特殊なL字に曲がった形の、あまり作らないタイプのものでしたので…

-それだけ時間のかかるものを作るということで、こだわりが詰まっているのではないですか?

設計担当 R・U:そうですね。小さいカウンターではなく大きなカウンターをエントランスに置くことによって、場所の高級感が出るかなと。なので壁一面にカウンターの存在感がでるように作成しました。言葉にするのは難しいのですが、素材感の違いや手触りを今回は重要視しています。黒が基調となっているんですが、その中でもたくさんの素材を使うことを意識しました。壁やカウンターだけでなく、ソファーも黒レザーを選んだり、テーブルも黒の大理石調を選んだり、黒の中でもいろいろな素材感を入れることで、全体がのっぺりしないように奥行きを出したこともポイントの一つです。また黒くなりすぎないように、天井を白にしているのと、会議室の床も、無機質な感じになりすぎないように躍動感のある大きい柄のカーペットを選定しています。床の木目調の素材もまっすぐではなく斜め張っていて、動きを出しつつ奥行きを感じてもらえるように設計しました。

営業担当 安田:実は照明も一個一個違うんですよ。

設計担当 R・U:照明もベースになっているライトは割と白系の色味なんですけど、演出照明で使っているカウンターの照明ですとか、壁にあてている照明は暖色系の黄色い照明にしています。

営業担当 安田:藤原様が照明にお詳しいとの事でしたので、執務室側の照明はすべて選んでいただきました。

アットチュード 藤原様:僕らの仕事って蛍光灯を使っていると録音中にノイズが乗っちゃうんですよ。
LEDの蛍光灯でしたらノイズの問題は解決できるのですが、譜面作業の時などに目が疲れちゃうんです。なので、基本的に電球を使ってライティングをしています。

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-以前のオフィスと比べて使い勝手はどうですか?

アットチュード 藤原様:以前のオフィスはかなり狭く、デザインらしいデザインもしてなかったので、まったく違いますね。いまは出勤時にエントランスを見るたび、とても幸せな気分になれます。

営業担当 安田:駅からも近くなりましたね。

アットチュード 藤原様:以前の事務所に比べると解放感があって窓から大通りが見える景色はシンプルに気に入っています。

-絶賛ですね。

-従業員や取引先の方からのご感想等はありますか?

アットチュード 藤原様:完成当初、従業員は感動していました。デザイン案をもらった時に、これどう?って彼らに見せたんですけど僕と一緒で「本当にこんなの作れるんですか?」と。出来上がって見た時はみんな目を丸くして「ちゃんとした会社みたい!」って(笑)
「おいっ!」って思いましたがこれまで職人の集まりのような感覚でやってきたので…
会社らしい、オフィスらしい、尚且つ自分たちの職人魂やクリエイティビティを表現しているオフィスを作って頂いて素直に嬉しいし、テンションも上がるし、やっと社会の一員になれたなと(笑)。口を揃えて皆そんなことを言ってます。

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-音の制作を行う、作業環境的にも改善されたわけですね

アットチュード 藤原様:そうですね。まず、広くなったので楽器を置くスペースもできましたし、ギターを弾いていて隣の社員にぶつかる事もなくなりました。防音施設も設置できるので、今まで外部スタジオが必要だった作業もオフィス内でできるようになったので。機械装置のテストも、オフィス内で出来るようになり、作業効率向上に加えて機密保持の面でもお客様に安心感を持って頂けるようになった点も大きなメリットだと思います。

営業担当 安田:だいぶ業務のほうも改善されていくんでしょうね。

アットチュード 藤原様:かなり効率よくなると思います。

苦労した点や反省点などはありますか?

アットチュード 藤原様:苦労した点というか、不安だった点なのですが、そもそも内装が必要なくらい大きなビルに引っ越すのが初めてで、なおかつミュージシャンであり、職人でもあるので、そもそもどういったプロセスで発注すればいいのか、誰に頼めばいいのか、何をすればいいのか全くわからないゼロの状態からだったので、そこが不安でした。
ただ、信頼できて実績もあるオフィスコムさんに頼むことができたので、特に苦労することもなかったです。デザインも一発でOKの案を出してもらい、全部任せられて、仕上げまでトラブルもなかったので、最初から最後まで安心でした。

次にシェアオフィスを作るときもオフィスコムさんに頼みたいです。

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-オフィスコムに依頼してよかった点を教えてください

アットチュード 藤原様:弊社もコンセプトとして音に関わることは全部できることをウリにしているんですが、同じように総合的にやられてるからこそスムーズにやり取りできていたと思います。デザイナーさんだけでなく、電気関連、内装関連、オフィス家具の選定といった様々なお取引先があり、困ったことがあればすぐにレスポンスのある、厚みのある体制を取られているということで、安心してお取引できました。総合的にやっていただけたのが良かったと思います。何を連絡してもスムーズに事が運び、デザインの連携も早かったので、きっと社内の風通しもいいんだろうなと。

-風通しの良さはオフィスコムさんのウリでもありますもんね?

安田、R・U:そうですね(笑)

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営業担当 安田:比較的年齢層が近い人たちが集まっている会社なので、あまり目の上のたんこぶがいないので、その点は働きやすい会社ですね。部活の先輩後輩のような関係性ですから。

アットチュード 藤原様:風通しが良くなかったら一発で良いデザインは上がってこないですよね。うちも全員正社員で、チームとして社内で責任を持って風通しよく仕事をするところには気を付けているので、そういう面で規模や業種は違えど、ポリシーが一致しているから上手くいったのかもしれないですね。

安田、R・U:ありがとうございます。

- 本日はお忙しい中インタビューにお付き合いいただきありがとうございました。

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