オフィスのあれこれCOLUMN

オフィスの専門家が本音で語る…第三者視点でのオフィスのよもやま話 第一回

<第一回 オフィス選びに関する話>

長年オフィス構築の現場に携わっていていつも感じる事…それは不動産物件選びの段階から失敗していませんか!?
移転の理由は色々有りますが、新規一転して新天地で更なる向上をしようと考えているのに、ワークプレイス選びを間違えた為になんだか波に乗り切れず…という事になってしまっては本末転倒ですよね。

 

そんな会社の命運を掛けた一大イベントである新オフィスの構築、下記事例を参考に計画的に取り組んでみてはいかがでしょうか!
移転先物件が決まってしまった後によく聞かれる相談を紹介いたします。

思ったより全然什器が入らない?不動産図面の面積表記は狭い?!

OAフロアの構造分類

『不動産図面の面積表記は壁芯(部屋の内側ではなく壁の真ん中から算出する)なので予想以上に狭い!』ここに充分に注意して頂く必要が有ります。

 

不動産図面の坪数のみで考えすぎると後悔する事に…!
又、柱の位置が悪くて思った通りに部署や席の配置が出来ない!という所も意外と事前に予測する事は難しく、何も備品が置いてない状態であれば気にならない柱も備品を置いた瞬間にかなり邪魔な存在に…なんて事もあるあるです。

 

A:室内の有効面積をきちんと算出する事が大事です。
専門の会社であれば室内面積だけであれば20分もあれば計測可能です。
部屋の雰囲気を確認している間に正確な部屋の有効寸法を算出し図面に落とし込みます。
基本的に図面レイアウトは無料作成してくれる所が多いので、気になる物件が有る場合には同行される事をお薦めします。
デッドスペースを有効に活用する事こそがプロのレイアウターに求められる必須条件なのです。

防音会議室を作る予定が空調機の位置でいびつな形の会議室に

溝構法について

物件選びでオフィスを内覧するタイミングのみでは、何処に何の設備が付いている…なんて事は把握出来る訳が有りません。
なんとなくの位置で決めてしまって実際に会議室の位置が執務スペースに影響を与えてしまった例を自分は何度も経験しています。
空調機をよける為に泣く泣く上部を空ける事になり、音が筒抜けで重要な会議すら出来ず…の様な最悪のケースになる事は避けたいものです。

 

A:空調機に関してはビル管理会社の方で天井伏図(てんじょうふせず)というものを保管しているケースが殆どです。
これを頂きますと、業者を連れていかなくても会議室を作成出来るかどうか?受付を作れるかどうかの判断が可能ですので、入手しておく事をお薦め致します。

会議室を複数作る予定が消防法で規制され、見積が凄い金額に

配線の混触、ノイズ

スタートアップの会社様であれば、拡張移転して専用の会議室を作る事は念願とも言える事かと思います。
そんな時にこそ注意したいのが「消防法」「建築基準法」なのです。ビルの設備によっては会議室そのものを作るよりも高額な費用が発生してしまう事も珍しく有りません。

 

A:この分野に関しては専門的な知識を持つ会社選びも勿論大事ですが、主にB工事と言われる(ビル側業者が施工しテナント側へ費用請求する)区分になる事が多い為、ビル側業者と上手く折衝出来る技術を持つ業者を選定する事も大事となってきます。
何も知らない会社に依頼してしまう事で予算感が全く掴めず、最後の最後に高額な請求が来る事も無い話では有りません。
こちらも(防音会議室を作りたかったのに空調機の位置でいびつな形の会議室に)と同じく図面を保管しているビル管理会社へ依頼し入手する事が可能ですし、同行調査する事も可能です。

オフィスに関するごくごく基礎的な押さえておきたいポイントをご紹介させて頂きました。
そんな事言われんでも分かってるよ!なんてお声が聞こえてきそうですが、意外とこの落とし穴に落ちかけている会社様も相当数見受けられます…。
又このコンテンツも少しづつ専門的な所に踏み込んで行く予定としておりますので、乞うご期待下さい!!

この記事は私が書きました

嶋 洋祐YOSUKE SHIMA

ここ10年でオフィス環境に対する考え方は大きく変化しました。 今のオフィスの場に求められるものとしてコミュニケーションの活性化を計りイノベーションを促進する、自社のブランディングを確立しより良い人材を確保するというように、その重要性は周知の事実になっているのが現状です。そんな多岐に渡るニーズに万全な体制でお応え出来るよう、当社では社名の通りオフィスづくりに専門特化し、経験豊富なスタッフにてあらゆるご要望に対応いたします。

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