集中ブースがオフィスになくてはならない理由とは?具体的な4つの対策

 
集中ブースがオフィスになくてはならない理由とは?具体的な4つの対策

近年、遠隔コミュニケーションによるテレビ通話の機会が増えたり、フリーアドレスデスクが導入されたりと、オフィス内でのスペースの垣根がなくなっている傾向が見られます。
一方で、オフィスの一体感が高まった分、一人で集中するためのブースが欲しいという声も聞かれるようになりました。

開放的なオフィスには、プライバシーを守る空間がないことや、機密情報の取り扱いに関する懸念も挙げられます。また、周りで複数の人間が行き来していると、なかなか集中するのは難しいことです。

そこで、ぜひとも設置を検討したいのが、集中ブースです。
集中ブースとは、「誰にも邪魔されず作業に打ち込みたい」といった社員のニーズに応えたパーソナルスペースのことです。本記事では、これらの問題点を解決するためにかかせない集中ブースについてご紹介します。

オフィスの「集中ブース」とは?

集中ブースとは、その名前の通り、「集中して作業に取り組むためのオフィス空間」です。
オフィス内でのコミュニケーションの取りやすさは、オフィスをデザインする上で最も重要視される項目の一つです。しかし実際に仕事をする中では、一人で作業に没入したい瞬間があることは否めません。オフィスにいると、どうしても周りの言動が気になったり、別のタスクで声をかけられたりして、社員が本来の作業に向き合うのが難しい時間があると思います。そんなときに活用されるのが、集中ブースです。

オフィスにおける集中ブースが重要視される理由

集中ブースは、社員がより生産性をあげるためにの作業空間として注目を集めています。
日本オフィス家具協会が行った調査では、オフィスのスペースやレイアウトに関して、集中度・広さ・使いやすさの重要度は「重要だと思う・やや重要だと思う」と回答した比率は60%近くまで及んでいます。

集中ブースもレイアウトのうちであり、調査結果からも見逃すことができないことはおわかりだと思います。
本章では、集中ブースが生産性を上げるために重要視されるの4つの理由を紹介します。

1. リラックスする場となる

多くの企業のオフィスのデスク配置は

  • 複数のデスクを向かい合わせた対向式レイアウト(島型)
  • 固定席を持たない自由席タイプの対向式レイアウト(フリーアドレス型)

を採用しており、隣席の人の会話が平然と聞こえてくる配置になっているかと思います。フリーアドレスデスクは部署間の垣根を越えたコミュニケーションを促すという理由で採用されることが多くなりましたが、自分一人の空間を確保することがなかなか難しいという問題があります。

また、自分の席の後ろが通路側に位置していた場合、PCの情報や書面などの機密情報が見られてしまう可能性も考えらるので、気が休まりません。

フリーアドレス型レイアウトはコミュニケーションは取りやすいですが、集中するには良い環境とは言えません。

そんな時に集中ブースがあれば、隣席の人の会話を気にせずに作業に向き合える他、PCの画面を誰かに見られてしまうことに注意を払う必要がなくなります。

中には上司や先輩社員の視線が気になってリラックスして仕事をできない社員もいると思います。そんな社員のためにも、集中ブースは一人になる環境を作り出してくれるものとなります。

リラックスしながら仕事に取り組むことができれば、社員の業務効率化の向上につながり、企業にとっていい影響を与えるきっかけとなるでしょう。

▼ 簡易的に設置できるソファタイプの集中ブース「ハイビス」をご紹介しています。周囲の声や視線を遮ることができる半個室空間です。

2. 人目を気にすることなく作業に集中できる

先ほどの内容と少し被る部分はありますが、それにプラスしてプライバシーを守ることができるというメリットがあります。

自分のデスクの後ろが通路の場合、仕事内容を他人に見られてしまう可能性があります。部署やチームでのプロジェクト用業務を行っているときなど機密情報を保護したいとき、集中ブースは人目を阻む空間として機能します。

3. 遠隔コミュニケーションをする際にも適している

働き方改革が注目されるにあたり、テレワークやテレビ会議などの遠隔コミュニケーションが普及しつつあります。

しかし、通常のデスクワークの場所で遠隔コミュニケーションをとってしまうと、周りの社員の迷惑になったり、話し手としても聞かれたくない話を聞かれてしまったりと、マイナス面があります。

パーソナルスペースがあることで、「遮断・遮音」効果が期待できるので、指摘した点を気にすることなく仕事に集中できます。

4. 環境を変えることで、集中しやすくなる

人間の集中力は、15分ごとに小休憩をはさむことで高いレベルを維持できるといわれています。また、継続して作業を行う場合、一定の集中力を保てるのは90分が限度であるともいわれています。そのくらい、人間が集中した時間を保つことは難しいのです。

集中ブースがあれば、作業環境をリフレッシュすることができます。自分のデスクで途切れてしまった集中力を、なんとか回復させるよりも、集中ブースに移動して物理的環境を変化することで気持ちも切り替えて作業に取り組みやすくなります。

オフィスにおすすめの集中ブース設置方法4選

オフィスに集中ブースを設置することのメリットを理解していただいたところで、実際にどのようにして設置すれば良いのかをご紹介していきます。
多様化する働き方に対応する集中ブースを作り上げるため、ぜひ参考にしてみてください。

1. 設置型(ソファ型)集中ブースを設ける

ハイビス ハイバックソファ 1人掛け
周囲の声や視線を遮ることができるので集中できる空間です。テーブルはノートパソコンも置けます。

集中するためのブースには、個人の作業効率を最優先に考えましょう
エンジニアやプログラマーなどの職種は、情報のインプット(収集や整理整頓)やコーディングを行うことが多いと思います。営業ならばクライアントへの電話や会議が想定されるはずです。

また、資料の作成などは一人で行う仕事が多いため、個人で働きやすい環境を用意することにも焦点を当てましょう。

このような個人の仕事において、仕事の効率や質を高めるためには「遮断・遮音」がポイントとなってきます。

話しかけられたり、雑音があるとどうしても集中を妨げる要因となります。そこで、周囲から隔離された状態を作り出す必要があるのです。

オフィス家具のハイビス ハイバックソファは、周囲の喧騒から離れてじっくり集中したい時や、ゆっくりリラックスしたい、そんな時にパーソナルスペースを確立するハイバックのパネル付きソファとなっています。視線が気にならず、声も適度に遮断するので、集中作業や休憩の質を高めます。

2. ファミレス席を設ける

ファミレス席を設ける

オフィスにおけるファミレス席も解決策の一つです。ファミレス席は会議や応接にも利用できる他、もちろんのこと「遮断・遮音」効果もあります。

重要な会議(守秘性が必要な会議)でない打ち合わせなど、間仕切りが必要ない場合もあるので、ファミレス席で十分ニーズを満たすことができます。
会議等で使用するとき以外は、個人で集中ブースとして使用できるのでおすすめです。

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オフィスのファミレス席のメリットや設置方法ついてより詳細に知りたい方は「好事例から見る、オフィスにファミレス席を置く3つのメリットを解説」をご覧ください。

3. パーテーションで空間を区切る

パーテーションで区切りをつける

もし新たに集中ブースを取り入れようとしてもスペースがなかったり、予算があまりない場合もあると思います。そのようなときは、パーテーションを用いたレイアウトで工夫してみましょう。

各々のデスクをパーテーションで仕切ったり、集中するためにパーテーションで隔離された個別ブースを作ることは、集中力を上げる空間づくりに有効です。

中でも置き型のローパーテーションは、長方形や正方形なものなど様々です。
一般的には「幅900~1200mm×高さ1600~1800mm」のものが多く、相場は1~1.5万円となっており、設置することで一定のプライベートな空間を作り出すことができます。

完全に隔離された空間ではないにしろ、周囲からの視線が気にならない空間では集中力が上がり、作業の効率のアップも期待できるでしょう。

他にも、マグネットでパーテーション同士を連結できるものやホワイトボードとしても使用できるものまで、ニーズに応じて様々なタイプを選ぶことができます。

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詳しくは、ぜひ下記リンクよりご覧ください。
様々なレイアウトで導入可能!おすすめのパーテーション一覧を見る

4. 多目的室を設ける

多目的室を設ける

オフィスには、応接室や会議室といった打ち合わせに使う部屋があると思います。
そこで、これらの部屋を多目的室として利用することで、集中ブースを確保する策も考えられます。

個室の集中ブースには、コンセントを完備してPCやスマートフォンなどを充電できる環境にすると良いでしょう。

さらには、予約表を作ることで使用時間を知らせることも有効です。
仕事に集中していたにも関わらず、会議があるからといって部屋を追い出されてしまっては著しく集中力が低下しかねないからです。

このような事態を避けるためにも、社員全員で多目的室の使用時間を目視化したり、月曜と木曜は多目的室を集中ブースとして利用できるなど、曜日ごとの用途を決めるのも良いのではないでしょうか。

まとめ|集中ブースは企業の生産性向上につながる

以上、オフィスに集中ブースが重要な3つの理由と、導入方法を紹介しました。
集中ブースを設けることでいろいろな効果があることはおわかりいただけたと思います。そしてこれらすべてに共通するメリットは、どれも企業の生産性向上につながるということです。

コミュニケーションを重視した見通しが良いレイアウトのオフィスは、実は作業が中断される要素が多く、社員の気が散ってしまうこともあります。社員の会話や電話の音が気になる、すぐ話しかけられてしまうのはその一例です。

そんな時は、集中力が他に向かないよう視界を狭める空間を作ることや、少し身を隠すようなスタイルの場所を作ることで、集中できる環境をつくることができます。

パーソナルスペースが作り出す個人の空間は、1人で集中して仕事をしたい、人目を気にせず仕事に打ち込みたい、そんなニーズに応えることができます

個人の働き方を尊重できる環境を整えることで、社員の生産性が向上し、企業の生産性が向上するきっかけとなれましたら幸いです。

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