【入門】オフィスデザインをする前に知っておきたい、2つのポイント

   
【入門】オフィスデザインをする前に知っておきたい、2つのポイント

オフィスデザイン 最初の一歩

オフィスデザインを考えるには、そのオフィスにはどのような機能が必要で、どんな働き方をしたいのかといった要望を取り入れていきます。
コミュニケーションを活発にしたい、業務効率を上げたい、創造力や発想力を高めたい・・・何を重要視するかによってオフィスデザインのポイントも変わります。
完成したオフィスで社員の方々がどのように振る舞い、どのように働くのか、理想の姿を思い描くことが最初の一歩です。

1. どのような機能が必要か

オフィスデザインの基本はゾーニングと動線計画

まずは、エントランスや会議室、打合せスペースなどオフィスに必要な空間を配置(ゾーニング)していきます。
同時に執務スペース内の部門配置も行います。
その際に注意しなければならないのが社員の方々の動線です。
機能的で使いやすいオフィスを作るためには、そこで働く社員の方々の動きに配慮する必要があります。
例えば、コピー機を頻繁に使う部門の近くに配置して、使用時の動線を短くすることで業務効率が低下することを抑止したり、互いに連携が必要な部門を近くに配置して、文書のやりとりや情報伝達をスムーズに行えるようにしたりします。
このように、業務上で関連する部門や場所を近くに配置することで無駄な動きがなくなり、動線計画のはっきりとしたストレスのない働きやすいオフィスが出来あがります。

2. どのような働き方をしたいか

どのような働き方をしたいか

オフィスデザインでコミュニケーションを生み出す

コミュニケーションを活発にしたいのであれば、オフィスデザインをする際に、社員間に自然なコミュニケーションが生まれる空間や仕掛けを施しておくのが効果的です。
リフレッシュスペースやカフェスペースを用意するのが代表的ですが、他にも人が行き交う通路や集まりやすいコピー機の周辺にハイテーブルを配置して立ち話ができるようにしたり、遊びの要素を取り入れた仕事や会議にも使える卓球台を模したワークテーブルを配置したりするのも面白いかもしれません。
仕事の疲れを癒やし、リラックスした気分で自然なコミュニケーションが生まれるのではないでしょうか。

また、執務エリア内に簡易のミーティングスペースを用意するのも効果的です。
わざわざ密閉された会議室に移動するのではなく、身近なミーティングテーブであれば気軽にコミュニケーションをとることができます。
このように社内のコミュニケーションを促すには、社員の意識だけでなくオフィスデザインの力を上手に使っていく必要があります。

Garage ピンポンワークテーブル
【Garage ピンポンワークテーブル】
会議テーブルやフリーアドレスデスクとしてはもちろん、卓球台として遊べるユニークなワークテーブル。
Garage ピンポンワークテーブル使用例
執務室の一角にリフレッシュスペースとして設けられ、お昼には社員の皆さんがこのワークテーブルに集まり楽しくおしゃべりをしながらランチをとっているそうです。

オフィスデザインで創造力、発想力を高める

社員に創造力、発想力を高めることを望むのであれば、仕事に集中できる環境を用意する必要があります。
電話が鳴り続けたり、常に人から話しかけられたりする環境では新しい発想は生まれません。
周囲をパネルなどで囲んだ集中できるブースなどの創造力や発想力を高められる環境が必要です。
また、社員の席を固定しないフリーアドレス席を取り入れて、日ごとに席が変わったり、隣に座る人が変わったりといった環境の変化が新しい発想を生み出すことがあります。
同時に、普段であればあまり話さない人と接する機会ができることで思わぬ情報共有や業務連携が生まれます。

PLUS WORK FLAN
【PLUS WORKFRAN パーソナルソファ Fion】
他人に近付かれると不快に感じるパーソナルスペースを考慮したサイズと発想力が高まる視野の角度から設計された背もたれの角度により「集中力」と「発想力」を高めます。
PLUS WORK FLAN
【PLUS WORKFRAN ひとり用ブース COVO】
左右がパーテーションで仕切られているため周りを気にせず集中できる半個室スペース。パーソナルソファFionにくらべ個室感が高いので、より集中力を必要とする業務に最適です。

オフィスデザインが企業にもたらすもの

新しいアイデアを生み出したり、質の高い仕事を行ったりするには社内のコミュニケーションが活発に行われることが不可欠です。
同時に、現代において創造力や発想力はとても大切なものです。
新しい商品やサービスを生み出す、お客様の満足を得るためのプレゼン資料を作成する、課題解決のための企画を立案するなど、創造力や発想力は業務を進める上でさまざまな場面で求められます。
自分の考えを人に話すことで曖昧だった内容が明確になったり、違った視点で考えることに気付かされたり、オフィスデザインは、社員の方々に刺激と成長の機会を与えるための仕掛けを施します。
それは結果的に企業にとって大きな価値を生み出すことにつながるのではないでしょうか。

オフィスデザインは見た目だけにこだわらない

オフィスデザインを決める時、見た目のかっこよさにこだわる人は多いのかもしれません。
オフィスには企業のブランディングや社員のモチベーションアップなど、さまざまな目的があります、その中で見た目のかっこよさも重要な要素の一つですが、それ以外にも社員が働きやすく、創造力や発想力を発揮してくれるオフィスを作ることも重要です。
オフィスを経営上の投資として捉えるならば、オフィスデザインの力を最大限に活用して想いがカタチとなった理想のオフィスを実現しましょう。

 

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