6つの目的別レイアウトから学ぶ、会議室を有効に使う秘訣とは?

6つの目的別レイアウトから学ぶ、会議室を有効に使う秘訣とは?

会議室を作る際に必要となってくるのが「会議デスク」と「会議チェア」。会議室をどのような目的で使用するのかで、選定するオフィス家具やレイアウトが変わります。ここでは目的別に適したオフィス家具とレイアウトの方法について解説します。

会議スペースを作る際に注意するポイント

オフィス家具を選定する時、特に注意しなければならないのは家具には最大寸法と有効寸法があることです。例えば、幅1200mmの4人用会議テーブルの設置を想定した場合、最大寸法としては天板の幅1200mmですが、テーブル下には脚があるために人が座れる幅は1114mmとなります。このように実際に座るために使用できる寸法を「有効寸法」と言います。

有効寸法が1114mmでは、2人で座るにはかなり狭いと言えます。また会議チェアもキャスター付きの場合は構造上脚が広がっているため、下肢空間に余裕が無いとキャスター同士がぶつかることが想定されます。その場合は、キャスターが無いタイプの会議チェアに変更するなどの考慮が必要です。

幅1200mmの会議テーブル
有効寸法が少ないため、2人で座位すると窮屈な距離感となります。
幅1500mmの会議テーブル
有効寸法に余裕があるため、2人で座位しても適度な距離感を保てます。

対して、幅1500mmであれば有効寸法が1414mmと余裕が生まれるために隣との適度な距離が保たれ、キャスター付きの会議チェアでもゆとりをもって設置できます。このように、最大寸法だけで判断をせずに、有効寸法と使用する会議チェアの寸法とを比較して設置が可能なのかを現実的に考えて、オフィス家具の選定をする必要があります。

会議テーブルの種類

会議テーブルの種類は大きく分けて2タイプに分けられます。
・据え置きタイプ(固定タイプ、拡張タイプ)
・可動式タイプ(折りたたみ、フォールディング)

据え置きタイプの中でもサイズが固定しているタイプと、延長パーツを用いて拡張ができるタイプがあります。拡張タイプの場合であれば、将来会議室を大きくする際に、拡張パーツを使用することでサイズ変更ができます。また、可動式タイプは会議室のレイアウト変更や拡張に柔軟に対応できます。ただし、不必要になった際に収納するスペースが発生することも考慮する必要があります。

据え置きタイプの会議テーブル
据え置きタイプは、サイズが固定されますがデザインや機能面での選択肢が広がります。
可動式タイプの会議テーブル
可動式タイプは、収納性に優れるためレイアウト変更や拡張性に優れています。

会議チェアの種類

会議チェアの種類は大きく分けて2タイプに分けられます。
・スタッキングが可能なタイプ
・スタッキングができないタイプ

スタッキングが可能なタイプは、積み重ねて収納できるために省スペースで保管することが可能です。収納に優れた可動式タイプの会議テーブルと合わせて使用することで、拡張性がある会議室を作ることができます。スタッキングができないタイプは、オフィスチェアと同様に座面や背面の素材にこだわることができるために長時間の会議などで疲労を軽減できるメリットがあります。

スタッキングが可能な会議チェア
スタッキングチェアは、収納性に優れレイアウト変更や拡張性に優れています。
スタッキングが出来ない会議チェア
スタッキングを選択しない場合は、座り心地や材質にこだわれるため座位時の疲労軽減を図れます。

会議室における会議テーブルのレイアウト方法

使用用途などにより会議室の使い方が変わるため、一般的にどのようなレイアウト方法があるのかを解説します。

対面形式型(小規模)

4人ほどの人数で使用する小規模な会議室に使われるレイアウトです。テーブルを挟んで対面する形となり、オフィスにおけるもっともオーソドックスなレイアウトといえます。会議テーブルのサイズは、使用内容の用途により検討を行います。例えば、資料を広げる会議が多い場合は奥行きが広いサイズを選定してテーブル上が有効に使えるようにします。

会議室のレイアウト 対面形式型(小規模)
横幅が同じでも奥行の寸法が異なる場合もあるので、用途に応じて選定しましょう。
会議室のレイアウト 対面形式型(小規模)
会議室など固定された空間で使用される事が多いのが対面式型のレイアウト方法です。

対面形式型(中規模)

4人以上で会議する機会が多い場合には大型テーブルをレイアウトします。定期的に会議する人数が多いのであれば、大型テーブルや可動式で組み合わせが可能なテーブルなどがおすすめです。また、大型テーブルは高級感があるものが多く、レザータイプの会議チェアを選定しテーブルとのバランスを図るようにします。

会議室のレイアウト 対面形式型(中規模)
大型テーブルは高級感があるものが多いため、レザーチェアと併せることでバランスを取ることができます。
会議室のレイアウト 対面形式型(中規模)
定期的に会議する人数が多いのであれば、大型テーブルの設置がおすすめです。

コの字型

ホワイトボードやモニターなどに会議の資料を表示し、参加者が集中して会議を行うのに適したレイアウトです。スペースを取るため、固定テーブルではなく、可動式の折たたみテーブルやフォールディングテーブルを使用し、キャスター付きのチェアやスタッキングが可能なチェアと組み合わせることをおすすめします。

会議室のレイアウト コの字型
スペースを取るため、可動式のテーブルやスタッキングチェアを使用することをお勧めします。
会議室のレイアウト コの字型
真ん中にホワイトボードやプロジェクターを配置する事で集中を促すのに適したレイアウトです。

ロの字型

全体会議や通達を行うなど、大人数が集まる機会が多い場合に使用するレイアウトです。参加する人数などにより、配置が代わる場合もあるので柔軟なレイアウト変更ができる可動式の折たたみテーブルやフォールディングテーブルを使用し、キャスター付きのチェアやスタッキングチェアと組み合わせることをおすすめします。

会議室のレイアウト ロの字型
参加人数が多くなる場合に使用するレイアウト。会議室の広さが必要となります。
会議室のレイアウト ロの字型
可動式のテーブルを使用することで、参加人数の増減にも柔軟に対応できます。

セミナー型

演台やスクリーンなどに集中させるため、テーブルやチェアを同一方向に向けるレイアウトです。参加数人数が増減する可能性があるために柔軟なレイアウトを行う必要があります。また、セミナー形式によっては会議テーブルを使わない場合もあるので、コンパクトに収納可能な可動式の折たたみテーブルとスタッキングチェアを使用することをおすすめします。

会議室のレイアウト セミナー型
演台やスクリーンなどに集中させるため、テーブルやチェアを同一方向に設置させます。
会議室のレイアウト セミナー型
収納に優れた可動式テーブルやスタッキングチェアを使用する事で、人数の増減に柔軟に対応できます。

円形型

使用する家具がコンパクトで必要な面積が少ないため、会議室以外のスペースでも活用することができます。簡単な社内会議を行ったり、休憩スペースとして使用したりと汎用性が高いスペースにできるのが特徴です。

会議室のレイアウト 円形型
家具がコンパクトのため、執務室の一角などを利用し社内会議を行えるレイアウトです。
会議室のレイアウト 円形型
休憩スペースや談話スペースなど、多目的に使用することもできます。

会議の目的により、会議テーブルと会議チェアのサイズや種類、その組み合わせは大きく変わります。会議室をどのように使うのかを明確にし、目的に合ったオフィス家具を選びましょう。

 

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