コロナ禍で在宅勤務を経験され、椅子の良し悪しが仕事のパフォーマンスに影響すると感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
ウィズコロナの時代だけではなく、アフターコロナの時代も見据え、新しい働き方を取り入れ始めている企業も出てきました。自宅も職場のひとつとなる時代に「これが良い!」と納得してオフィスチェアを選んでいただけるお手伝いができれば嬉しく思います。
「オフィスチェアを試座したいけど、どこでできるの?」
「ネットで購入するのは不安だから一度試してから購入したい」
「長く使うものだから納得して購入したい」
そこで、本コラムではこのような方に、実際に試座ができるショールーム、さらには、オフィスチェアの試座が体験できるコワーキングスペースをご紹介します。
また、納得の一脚を見つけるために、オフィスチェアの選び方を解説します。
ショールームへ行く際には是非チェックしてみてください。
近隣で試座ができるショールームをご紹介します。
有名メーカーのチェアであれば、街中の家具屋さんや大型小売店でも展示していますが、本コラムでは、下記の条件に適うショールームをご紹介したいと思います。
まず、展示商品の種類が豊富にあるショールームをおすすめします。
椅子は座り比べることが大切です。事前にネット検索をして欲しい商品やブランドをあらかじめチェックしていると思いますが、実際に座り比べてみると、思いもよらない椅子が自分に合っているということがあります。
体格や骨格は人それぞれなので、椅子との相性は実際に座ってみるのが一番です。
座り比べてみて一番しっくりくる一脚を選んでいただきたいと思います。
また、商品知識が豊富なスタッフが常駐しているショールームをおすすめします。
家具全般ではなく、オフィス家具に特化していることも重要だと考えています。
オフィス家具専門のショールームでは、業種・業態の異なる様々な企業様に、社員が仕事をする上で最適な家具をご提案しています。
「仕事をするためのオフィスチェアを見つける」という目的において、最適解を提案できる経験や知識を持ったスタッフがいるショールームに足を運び、納得のいく一脚を選んでいただきたいと思います。
以上を踏まえて、以下のショールームを紹介します。
あらかじめ、ブランドが決まっている場合は、そのブランドを展開するメーカーのショールームをおすすめします。展示品の種類の豊富さは格段に違います。
例えば、ハーマンミラーのアーロンチェアはA・B・Cの3サイズ展開ですが、全サイズを揃えているショールームは多くはありません。
同シリーズで座り比べをしたい場合には、やはりメーカーのショールームに行くと良いでしょう。
しかし、ショールームの拠点は大都市圏に偏っていますので、そういった意味で不便な一面もあります。
※ 念の為、希望の商品が展示されているかは事前にお問い合わせいただけると良いと思います。
本コラムではオフィスコムのショールームを紹介させていただきたいと思います。
という理由です。
オフィスチェアの中でも、高機能チェアは高価であるため、中古を検討される方も多くいらっしゃいます。
オフィスチェアは「背もたれ」と「座面」が重要(※)なので、ここでは、なるべくコンディションが良い状態で使っていただきたいという理由から新品をおすすめしたいと思います。
※「納得のオフィスチェアと出会うには?押さえておきたい「選び方」のポイント」を参照ください。
在宅ワーカーにおすすめの高機能チェアをご紹介します。
数多くの高機能チェアの中から自分に相応しい一脚を選ぶのは至難の業です。どのメーカーの商品も、理論に基づいた「座りやすさ」を追求しており、甲乙つけがたい商品ばかりです。
その中から、後ほど解説する「納得のオフィスチェアと出会うには?押さえておきたい「選び方」のポイント」を基に、以下の基準を満たす高機能チェアをご紹介します。
以下、ご紹介する商品は、オフィスコムのショールームで展示しておりますが、展示商品の色・素材・タイプは店舗によって異なります。
また、商品の入れ替えによって展示商品が変更されている場合がございますので、展示状況については事前にご確認ください。
もし、現在使用しているオフィスチェアが疲れやすいと感じているのなら、自分の身長や体格に椅子が合っていない、もしくは椅子とデスクの高さのバランスが合っていないと考えられます。
なるべく疲れずにデスクワークを行うためには、自分の身体や仕事環境に合ったオフィスチェアを選ぶことが大切です。そこで、納得のオフィスチェアと出会うために、ショールームへ行く前に押さえておきたい「オフィスチェアの選び方」を解説します。
オフィスチェアは背もたれ、座面の順に合わせていきます。
ふわふわ・もちもちしたクッションを選びがちですが、オフィスチェアを選ぶ際に最も重視したいのは「背もたれ」です。本来人間の背骨はS字カーブを描いているのが理想です。しかし、座ると骨盤は後方に傾き、背骨はアーチ状に崩れてしまいます。S字カーブを維持できるように補正するのが背もたれなのです。
座り方ですが、まず奥深く座りましょう。足の裏はしっかり地面に着け、膝の角度が直角になるように、椅子の高さを調節します(※ 上表・左)。
背中を背もたれにピタッと付け、ランバーサポートの位置を調節します。ちょうど第四腰椎(ベルトの位置)のあたりがしっかり支えられる状態にします。
次に「座面」ですが、ふわふわ・もちもちしたクッションは選ばないようにします。
座面は体重の80%もの重さを支えているため、不安定な座面ですと姿勢が崩れる原因となるためです。
良い座面の条件とは、坐骨結節部分が支えられるように設計されていることです(※ 上表・右)。
坐骨結節とは、骨盤を構成する骨の一部で、座った時にお尻の下に手のひらを入れると、ゴツっとした骨に触れます。これが坐骨結節です。
姿勢が良い状態ではこの坐骨結節部が座面に接触しています。 したがって、姿勢崩れの原因となる柔らかすぎる座面ではなく、お尻をしっかりとサポートしてくれる座面を選ぶことが重要です。
座面の硬さや弾力性は、ウレタンやメッシュといった素材の違いだけでなく、メーカーやブランドによって違いがあります。
できれば体感しいただき、心地よいチェアを選ぶことをおすすめします。
オフィスチェアの中でも高機能チェアは、慣れないうちは操作が複雑に感じるかもしれません。
上下昇降やリクライニング機能だけではなく、たくさんの機能が付いています。
各機能を調節するレバーやノブはオフィスチェアによって場所や操作方法が異なります。
小柄な方ですと、座ったままではレバーに手が届きづらく、不自由に感じることがあります。
また、機能によって、いる・いらないは個人差がありますので、座って確認することをおすすめします。
おそらくほとんどの方が、椅子とデスクの高さが合っていないと思われます。
なぜなら、身長は人それぞれ違うはずですが、オフィスデスクのほとんどは70〜72cmで統一されているからです。
オフィスデスクの高さは、身長170cmを基準として設定されているので、全ての人に最適であるとは言えません。
下の表は、各身長に最適なチェアの高さ、デスクの高さ、デスクの高さが72cmの時に最適な座面の高さを示した表です。
できれば、身長に合わせて椅子を選んだ上で、(昇降デスクなどで)デスクの高さを調節していただきたいところですが、すでに使用しているデスクの高さに椅子を合わせるのであれば、身長に合わせて座面の高さを調節します。
高機能チェアの座面高の最低値は40〜42cmほどですが、海外ブランドの場合46cmというものもあります。
小柄な方には座面高が高すぎるということもありますので、購入前に確認すること忘れないようにしましょう。
身長と椅子の高さ、そしてデスクの高さのバランスを合わせることが最適なオフィスチェアを選ぶポイントとなります。
総務部がオフィス家具を購入しているという企業も多く、会社で使う椅子を自分で選ぶことはなかなかないのかもしれません。
アフターコロナの時代にはジョブ型雇用が進むとも言われています。
仕事の成果が評価と直結するとなれば、個々人が今まで以上に、生産性の高い働き方を求めるようになるでしょう。
オフィスチェア、とりわけ高機能チェアは、着座時の身体への負担や疲労を最小限に抑えることで、質の高い仕事をアシストしてくれるものです。
だからこそ、張り地やクッションの硬さ・反発力・形状、アームレストの位置、操作性など、自分の身体に馴染む椅子を選んでいただきたいと思います。
是非一度、ショールームで座っていただいて、愛着をもってずっと使い続けたくなるオフィスチェアに出会っていただければ幸いです。